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ちょっと旬をはずれましたが 高校球児の歌「燃やせ闘魂」

 高校野球も残すところ、あと数日となりました。

 あまり高校野球放送は観ないのですが(高校の時に、学校から無理矢理応援に連れていかれた悪い思い出のため?)、何年か前に、テーマとタイトルを渡されて、高校球児の詞をつくったことがあります。

 年もとり、すっかりヒネくれたわたしに、まっすぐにスポーツに打ち込む青少年の歌を作れというのは、かなり難しい注文だったのですが、若かりし頃を思い出して、何とか詞の形にすることができました。

 個人的に、このようなストレートなタイトルの詞を書くことはほとんどありませんが、作曲者の明るい曲調のおかげもあって、聞きやすい曲に仕上がっていると思います。

 あ、しかし、詞のデータが、すぐに見あたりません。

 とりあえず、曲だけアップして、詞は見つかりしだい掲載することにします。

 ぜひ、お聞きください。

「燃やせ闘魂」

  作詞 晩蔵仁
  作曲 藤原康之






2010.8.19 ロングバージョンに差し替えました。

恋人たちの爽やかな曲 「恋人の美ヶ原」

 わたしの本業である、音楽工房のお客様に身体障害者の方がおられます。

 重度の障害者で、目はほとんど見えず、耳も難聴、歩くことどころか立つこともできず、話すのも不自由、腕も痺れて文字も書けないという、わたしのような体だけは丈夫な者には想像もできない人生を送られている方ですが、これまでに、何曲も自作曲を作っておられるのです。

 長野県在住の方なので、何度か長野に出かけてお会いしたこともあります。

 その方が作られる歌詞は、いつも、どんな時でも、甘い、優しい恋人たちの歌なのですね。

 今回、ご紹介する「恋人の美ヶ原(うつくしがはら)」は、その方から、テーマをいただいて、わたしが作った詩です。

 わたしは理屈っぽい性格のためか、どうしても詩がリクツっぽくなってしまうのですが、この時は、その方の気持ちが伝わったのか、めずらしく柔らかい詩になりました。

 メロディ・ラインも美しく、個人的には大好きな曲です。






「恋人の美ヶ原」

      作詞 晩 蔵仁 編・作曲・歌 當麻晴英

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ラジオ番組 「うるはしやまと」 テーマ曲

 これは、音楽工房で制作している、遷都1300年記念FMラジオ番組「うるはしやまと」のテーマ曲として、わたしが作詞したものです。

 奈良時代といえば、「万葉がな」や「やまとうた(和歌)」に代表されるように、やわらかくやさしい印象があるように思いますが、実際は、戦乱と内紛と陰謀にあけくれた激動と策略の時代でもありました。

 というわけで、かつて「万葉人が憧れた平らな世」が、仮初(かりそ)めにせよ訪れた現代日本において、平和を祈念した歌詞を……

 ああ、説明してしまった。

 歌なぞ、ただ聴いてもらえば良いのに。






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