誰もが知っている事だとは思うが、コンピュータを使っているとOSは重くなってくる。
不完全きわまりないOSであるウインドウズは、使い続けるにつけ、不用なレジストリをふやし、知らぬ間に更新し、自壊していっているのだ。
で、我々にできることはただ一つ、まっさらにクリーン・インストールしたばかりのOS、あるいは、それに必要最低限必要なFEPやソフトをインストールしサービスパックをアテた、生まれたてのシステムを保存し、システムがおかしくなった時に、まるで時間を戻すかのように、その状態に戻すことだ。
そのために、バックアップ・ソフトが存在する。
わたしが愛用しているのは、アクロニス、トゥルーイメージ・パーソナル2(下写真)だ。
ソースネクスト Acronis DiskDirector Personal (説明扉付スリムパッケージ版) [72560] 【送料無料】 |
1,938円 |
1,980円という低価格ながら高性能。
XPまでしか対応していないが、実際、バリバリ仕事をしている人のほとんどはXPを使っているはずだから問題はないだろう。
実際、このソフトはつかいでがいい。
外付けのUSBハードディスクなどに、システムをバックアップしておけば、マシンにどんな障害が発生しても安心だ。
しかも、単なる保険として使う以外に、メイン・マシンを様々な用途に特化することにも使える。
たとえば、わたしは、友人とMHP2GをXLINK KAI経由で対戦するときなど、普段使用するソフトがいっぱい詰まったOSから、システムとスカイプ、XLINK KAIのみの軽いシステムに変更するのだ。
デスクトップ・マシンなら、CDから起動するように設定すれば、製品ディスクで立ち上げて、外付けHDにバックアップしたデータからCドライブを復活できる。
が、ひとつ欠点なのが、メディアがCDのみであることだ。
わたしが何台持っているノート・パソコンは、ほとんどが軽量小型ノートなので、1スピンドル、つまりHDしか積んでいないのだ。
だから、バックアップは、できるものの、システムがおかしくなった時などに、レストア(復旧)ができないのだ。
しかし、捨てる神あれば、拾うソフトがあるのが、コンピュータの世界。
今や、1Gバイトが1,000円を切る価格になったUSBメモリにバックアップソフトをパッケージできる方法を、先日見つけたのだった。
以下に、その方法を示します。便利ですよ。
1.まず、「HP ドライブ キー ブート ユーティリティ」を使ってブート可能なUSBメモリを作成する。(オプションは全部デフォルトでOK)
2.WindowsにインストールしたTrueImageの「ブータブル メディア ビルダ」で保存先をUSBメモリに指定。
PCにUSBメモリを接続して電源を入れる。
ロゴが現れたら成功。
うまくいかなかったらPCのBIOS設定でUSBメモリ(リムーバブルメディア)ブートをブート順序1番にする。
たった2ステップで、CDドライブのないノート・パソコンで、簡単にUSB復活ができるようになるのでるから、うれしいですね。
先日、こういった、さまざまなツールが、USBメディアで販売されるようになったことを知りました。
やっぱり需要があるんだなぁ。