つまりは価格の下がった(1,000円程度)マイクロSDメモリを2枚使って、未だ値下がりの少ないメモリースティックProDuo4Gを作ろうということです。
わたしは、毎日のようにPSPを使っている。
しかし、ゲーム機としてではない。
ゲームは、たまに友人からお呼びがかかったときに、xlink kaiで繋ぎつつ、スカイプで会話しながらモンスターハンターポータブル2Gをする程度だ。
わたしは、PSPをビデオ鑑賞マシンとして使っているのだ。
スカイパーフェクTVで録った映画や海外ドラマ、ヒストリーチャンネルのドキュメントなどを、片っ端から変換し、PSPに転送して、様々な場所で観る。
わたしにとっては、ちょっとした空き時間に意味もなくメールを打っているよりは、はるかに有効な時間利用法だ。
しかし、問題なのは、先に書いたように、メモリースティックがなかなか値下がりしないことだ。
そこで、今回紹介するPhotoFast CR5400の出番となる。
これは、携帯電話などに使われて値段がこなれてきた、マイクロSDメモリ、あるいは4Gバイト以上のマイクロSD(HD)メモリを二枚刺しして、PSP、だけではないが、メモリースティック Pro Duoにするコンバータだ。
1ギガ1,000円ほどのマイクロSDメモリを2枚使えば、2,000円で4ギガのマイクロSDができるから、なかなかリーズナブルだ。
ただ、注意しなければならないのは、メモリに相性があるようで、モノによってはPSPでうまく認識しない場合があるということだが、わたしが使っている分には、まったく問題がなかった。
先日、高速を使って横浜まで移動した時には、12時間を超える動画をこのメモリにいれていったため、孤独で眠気をさそうドライブがまるで苦にならなかった。
あ、もちろん、画面など観ていませんよ。
音声のみ聴きながら、高速をすっとばしていたんです。
オモシロかったのは、新バージョンの「犬神家の一族」だった。
主役クラスを同じキャストで作りなおした市川昆監督の作品です。
見かけはフケた石坂浩二も、声は若い頃そのままなので、声だけ聞いていると、数十年前の「悪魔の手鞠唄」や「獄門島」を聞いているみたいで不思議な気持ちになりました。
この作品については、また別項で。
いずれは、メモリースティックも値下がりするでしょうが、それまでは、こういったキワモノアダプターは、なかなか有効だと思います。
そうそう、もうひとつ気をつけないといけないのは、このアダプターを使って作ったメモリースティックは、MagicGateには対応していないことです。
携帯電話で試してみようとしたら音楽を聴くことはできませんでした。
あと、個別にフォーマットしたメモリを二枚刺しても、ファーストディスクしか認識しません。
もういちど、PSPでフォーマットをしなければ、合成メモリとしては機能しませんので、ご注意を。
追記:
昨日、microSD(HC)メモリ4ギガ(1,980円)を2枚手に入れた。
これで、4,000円たらずで8ギガのメモリー・スティックProDuoを作ることができる。
先ほど試したところ、問題なく作動しているようだった。
ああ、これで手持ちのグレンラガン全話と映画を常に持ち歩くことができる、ってそんなモノのために、メモリ欲しかったんかい!