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男なら惚れろ! こいつがアバターの主役だ

 ある雑誌で、これを見かけた時、衝撃を受けました。

 ああ、その前に、世の中には数多(あまた)のシナモノがあります。

 そして、それは、自分の中の基準によって、4つにわけられる。

 1.金があったら欲しいモノ
 2.金がなくても欲しいモノ
 3.金があってもイライナイモノ
 4.金にかかわらず、すぐに飛んでいって破壊しまくりたくなるモノ

 4が何なのはシークレット事項として(いや、正直に証言すると、わたしにとってそのうちのひとつは女性のキュロットスカートです)、これはあまり多くない。

 でも、3は多いですね。
 ンナものいらねぇよ、なんて妙にヤング言葉になってしまうものが、例は挙げませんが、なかなか多い。

 いや、ほとんど、そういうのばっかりかも。

 でも、本当に心を奪って人を苦しめるのは2でしょうか。

 欲しくても手に入らない。高値の花。

 ツァイスやライカの玉(レンズ)とかね、欲しいモノはたくさんある。おまけに、だいたい、そんなものは高いんですよ。一本40万とかしたら手が出ない。

 しかし、しかし、さらに、しかぁし、真の意味で、人の心をかき乱すのは、1の「金があったら欲しいモノ」ではないでしょうか。

 その最たるものを、先の雑誌で見つけました。

 生きていくためには、なんの必要もない。ティファールの蒸し器やタジン鍋とは違う(って、それも必要ない?)。

 しかし、これはもう魂わしづかみ。家に帰ってこれが部屋にあったら、どれだけ幸せになるのだろう、と思うのが、コレです。↓

ファイル 495-1.jpg

 ぜひ、これは、画像をクリックして巨大化して見てください。

 あの、アバターに登場した「AMPスーツ マケット」です。

 制作サイドショー2010年6月発売予定、予価18万円、実勢価格13万5千円!
 販売 豆魚雷
 http://www.mamegyorai.co.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=182531

『スタン・ウィンストンの遺志を継ぐ”レガシー・スタジオ”が製作した4.2メートルの実物を3Dスキャンにより縮小しているため、劇中に登場するものを完璧に再現しています』

というコピーもいい。

 全長76センチというデカさ。

 実際に映画で使われたものを3Dスキャンして、ホンモノ(っていう意味が難しいが)と同じというのもすごい。

 そして……ほら、めざとい貴方なら気がつかれたでしょう。

 彼に!

ファイル 495-2.jpg

 いみじくも雑誌の記事では「男なら大佐に惚れろ!」とかかれていましたが、まさしく言い得て妙。

 スーツと同縮尺の大佐が、ほんとカッコイイ。

 だってさ、その映画が面白いかどうか、ストーリーが立っているかどうかってのは、いい悪役がいるかどうかがキモなんだから。

 少々、話が破綻していても、それさえ抑えていればドラマツルギーの王道を行くことになる。

 ご存じのように、アバターの大佐は悪かった。

 シツコかった。太かった(いろんな意味で)。

 その大佐が、認識票のチェーンも鮮やかに実体化。
 
 しかも、ランニングの胸の谷間の汗を見なさい。

 いや、ジッサイ、こういう戦争馬鹿っているんだよねぇ。

 ホント、遅れて最近になって、MSX版、PS版、PS2版と「メタルギアシリーズ」を連続制覇したわたしには良くわかります。

 若くして戦場に送り込まれ、戦場で鍛えられ、戦場で育って、家族も持たずに来た兵士(戦士ではなくて。戦士はナヴィたち)の慣れの果て。

 戦争の為の戦争を欲する狂人。

 もう少し写真を紹介。

ファイル 495-3.jpg

 コクピットの作り込みは『立体資料並』ということです。

ファイル 495-4.jpg

植物と泥の惑星パンドラで稼働するマケットの再現だけに、足元のヨゴシは完璧↓。

ファイル 495-5.jpg

 いやあ、久しぶりに、「金があったら欲しいモノ」の神髄を見させていただきました。

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