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なかなかエコ 針を使わないステープラー

 人が文房具を使うということは、モノを消費することだ。

 メモ帳しかり、ノートしかり、万年筆のインクしかり、コピー用紙しかり。

 だが、ステープラーに関しては、針をつかわないものが存在する。
 値段も安い。
 針がないために、重ねた時にじゃまにならない。

 欠点は、綴じられる枚数が少ないことだが、4~5枚の紙を綴じて持ち歩くことはよくあるので、その時限定で使うようにすればよい。

 わたしはそうしています。

 無針ステープラーには、いくつかのタイプが存在するが、これは、切り取った紙を自動的に紙の隙間に差し込んで固定するすぐれた機構をもった逸品だ。

 手軽にためすなら、コレ(詳細は写真をクリックしてください)。



 ちょっと高めながら、しっかりした品質ならこちら。
      (詳細は写真をクリック)



もっとも安くドンドン書ける:プレピー 今、現在使っている万年筆その四

 また次の機会に書こうと思いましたが、ついでに書いておきます。

 キャップレスが、量産された「ただひとつのノック式万年筆」ならば、このプレピー(って、「プレッピー」のことだよね?そのネーミング・センス、ちょいハズカシ)は、日本で有名メーカーから市販されている「一番安い万年筆」のひとつなのです。(女子学生向けの小さいプラスティック万年筆など売られていますから、一番安い、と断言できないのがチト辛い)

 わたしが、裏紙などに、思いつきを殴り書きするような場合や、歌詞の添削(そんな仕事もしているんです)をする時に、赤インクを入れて使っているのがプラチナのプレピー210円です。



プラチナ万年筆 プレピー カートリッジ式 万年筆

 なんといっても安い。プラチナの万年筆が210円ですよ。もちろん中国製ですがね。

 コンバータの方が高いのがスゴイ。

 わたしは、これにパーカーの赤インクを詰めて使っています。

ファイル 207-2.jpg

 赤インクはパーカーの色が好みなんです。

 ペン先が、わたしの好みからすると少々太いのが難ですが、価格の安さとペン先にイリジウムチップを張り付けたタフネスさが素晴らしい一品です。

 中にいれるインクのカラーによって、ペン先、キャップの色を選べるのもなかなか良いと思います。(わたしは、黒ばっかり何本か買って、詰めるインクを変えているのですが)

 これは、セーラーやパイロットより、もっと軽い気持ちで一本もっていただいても良い

世界でただひとつ:キャップレス 今、現在使っている万年筆その三

世界でただひとつ、といってもわたしの持っているペンがそれだというわけではありません。

 産されている世界で「たったひとつのノック式万年筆」がパイロットのキャップレスなのです。

キャップレス (格子柄) パイロット
ファイル 206-1.jpg

 ペン先はこんな感じです。
ファイル 206-2.jpg

 ちょっと変則的なスタイルなので書き味が心配されますが、さすが日本の万年筆メーカー。

 これが書きやすいんですね。

 さきに、セーラーのハイエースを二番目と書きましたが、これと同率二位の書きやすさ、という意味とお考えください。

 書くときは、クリップをはさむ感じでホールドしますが、まるで違和感がありません。

 かえって書きやすいくらいです。

 携帯時は、ペン先が上向きになることと、完璧な自動シャット機構とが相まって、インク漏れやペン先乾燥などを経験したことがありません。

 ペン先はF(細字)ですが、これも絶妙の細さで、わたしには書きやすい。

 文字のトメ、ハライも気持ちよくきまります。

 インクは、ペリカンのブルー・ブラックを使うことが多いですが、気分によっては、ペン先を洗って黒を使うこともあります。

 あと、パイロットには、ペン習字ペン500円と、デスクペン700円という低価格かつ名品もあります。

 わたしがセーラーを一番に推したのは、単に好みだけの問題です。

 パイロットの習字ペンは、ちょっとだけひっかっかる感じがするのです。

 しかし、それは、ペン先の「絶妙に鋭利な細字感」の結果であって、決して欠点ではありません。

 本当に好みの問題です。

 あと、殴り書きなどで、どんどん使っている廉価(れんか)万年筆がありますが、それはまた別項で。

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