今、探偵ガリレオの「容疑者Xの献身」が映画公開されているが、わたしの家にもガリレオがいる。
見て分かるとおり、ガラスに封入された液体の中に、いくつもカラフルな液体を閉じこめたガラス球が浮かんでいる。
ガリレオ温度計だ。
その横には、以前紹介した晴雨計が並んでいる。
この晴雨計は、ガリレオの弟子トリチェリが考案したものらしいから、こうして並べると、地球を観察する子弟タッグということになろうか。
晴雨計も正確なのだが、ガリレオ温度計もなかなかに正確だ。
上に浮かんでいる中で一番下のガラス球についている金属タグの数字が現在温度を示して、この3Lタイプだと、2度刻みで、12度~34度まで計測できる。
大きさによって、計ることのできる温度の範囲が変わるが、そのどれもが美しく、インテリアとしても存在感がある。
夏は涼しげで、冬もふわりと浮かんだ球の感覚で、寒さを感じさせない。
うちの場合は、晴雨計とセットで、未使用時のグランドピアノの上に並んでいます。