今回も時代物です。
例によって、ラジオドラマの原作ですので、原稿用紙13枚程度の短い話です。
大きな銀杏（いちょう）の木の側に建つ貧乏長屋、通称銀杏（ぎんなん）長屋に越してきたおみの。
ガキ大将の清二は、なぜか、おみのに辛くあたろうとするが……
読んでいただければお分かりと思いますが、読者と主人公だけが「彼の行動の真実」を知っている小説、というプロットがわたしの好みなのです。
いわゆる江戸市井（しせい）人情話です。
ぜひ、お読み下さい。
かぶらやのきせき(本家) -A locus of the Arrow-
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