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何かおかしい。気になること

 アメリカから帰ってきてすぐに震災があったため、ずっと昼夜逆転の生活が続いています。

 何か新しい情報があるかもしれないと、NHK衛生波をつけっぱなしにして(深夜だし、関西なので過度の節電はなしということで)いると、毎正時ごとにニュースが放送されます。

 今も、一時のニュースを聞いていたのですが、NHKは(観ないからわからないけれど、たぶん他の民法も)、なぜ東京の水汚染の話しかしないのでしょうか?

 衛星放送ということは、特定地域向けの放送ではなく、日本全国へむけての放送のはずです。

 もちろん、東京都民の健康も大切でしょう。

 しかし、東北の人々の健康より大切ということはありえない。

 いや、こういう舌足らずの表現は誤解を招きますね。

 東京の人へこういった情報提供、ニュースがあるなら、東北地方へもそういった情報を流すべきだということです。

 風向きを考えたとしても、原発から東京までの半径でぐるっと円を描いた内部は、すべて水質汚染の可能性があるはずでしょう?

 それを、汚染が見つかった都の一部地区だけにペットボトルを配給、などとは笑止千万。

 東北地方の水質検査はどうなっているのでしょうね。

  一応ここに掲載されてはいますが↓どうもあやしい。
      http://atmc.jp/water/

 またぞろ隠蔽が始まっているような気がしますね。

 そりゃあ、できることから始めなければ、こういった広域被害の対策はできないというのはわかります。

 東京の一部の区にペットボトルを配る、とかね。

 しかし、NHKの放送(全国放送)も含めて、あまりに安易に対応できるトコロしか見ようとしていないような気がしますね。

 と、ここまで書いて、フランス(だったと思う)の有名なジョークを思い出しました。

 街灯の下にしゃがみこんで何かを探している男を見て、ある人物が声を掛けました。

「どうしたんですか」
「指輪を落としたんです」
「それは気の毒に。一緒に探してあげましょう」
「……」
「見つかりませんね」
「見つかりませんねぇ」
「本当にここで落としたんですか?」
「いや、落としたのは、むこうの暗がりなんです」
「じゃ、ここを探してもダメじゃないですか」
「だって、暗いところを探しても見えないじゃないですか。灯りの下で探さないと」