「危機に直面した時に、その人の本質が出る」
といわれますが、今回の災害でも、多くの人が意外な内面をのぞかせました。
拝金主義者だと思われていた人物が、高い志(こころざし)を示したり、立派な識者だと思われていたひとたちが、かつて原発の推進CMに出たことを頬被りしたり……
そりゃ、解剖学者や脳科学者としては、桁外れの報酬を提示されたんだろうけど、曲がりなりにも「科学者」と名乗っている著名人気学者が、地震国の上に立つ事故だらけの原発(はっきりと知らなくても噂ぐらい聞いていたろうに)を推進するCMに出るべきかどうか、判断できなかったのだろうか。
あるいは、数年前の原発キャンペーンに一役買ってCM出演し、その勢いで災害後の茶番ディベート番組で原発擁護をしながらも、形勢不利と見ると、いち早く何の見識もないままブログで電力会社を攻撃する鉄面皮な人もいる……
こういうのを変節漢というのですよ。
昔から、傲岸不遜(ごうがんふそん)な失言マニアだと思われていた人物が、「天罰」などと言い出すのは、相変わらずのバカの露呈ということで、いっそ潔いという気がします。
また、災害時の映像やその後の原発禍は想像力の豊かな人々に大きな影響を与えています。
ツイッターでフォローしている竹熊健太郎氏(さるまんの原作者:京都在住)は、しばらく作品を書く気にならない、と嘆いていました。
そういった人々と並べていうのは恥ずかしいですが、わたしも、災害の直前までうろついていた『アメリカ』旅行(カギ括弧なのは、あまりにもUSAらしい場所ばかりを回って恥ずかしいからです)の顛末を、なかなか書く気になれません(ウソつけ、その前から何も書いていないだろ、という声もありましょうが)。
もちろん、この間も文字は打ち続けていました。
このブログのトップページでも表示されているツイートと、ニコニコ動画の東電、保安員、安全委員会のほぼ全てに対するマシンガン・コメントを……
アトムの時代……
その、先の見えぬ恐ろしさから、同じ考えを共有し新しい情報を得たいと考えたからです。
また、上記の竹熊氏は、自分を含めて多くの作家が、自然災害とはいわないまでも、そういった巨大災害(戦争含)をテーマにした作品が書けなくなったに違いない、と書いています。
わたしも、かつて書いた作品を近々公開しようと思っていましたができなくなりました。
冷凍睡眠中の夢を操作されて、恒星間宇宙船のクルーそれぞれが、ゴモラやポンペイ、ドレスデン爆撃や911のセンタービルといった歴史的な悪夢に投げ込まれ、苦闘するというSFミステリです。
しかし、世の中には、私などとは違い、強靱な精神を持っている人もいます。
今日読んだ雑誌で、東海林さだお氏は、いつもとかわらぬあの調子で、新婚カップルの隣の部屋にすむ男のトホホバナシを下ネタをふくめて描いていました。
仕事だから描いている、いや描けるのでしょうが、文章書きとしては見習いたいものです。
というわけで、そろそろ、このブログも、本来どおりの「役に立たないけれど読むとちょっとは面白い」といった路線で復活しようと思います。
今後は、これまで、避けてきた、政治や経済のハナシも少しは盛り込むつもりです。
311は、日本に大きな災害をもたらし、今もそれは続いています。
しかし、わたしには希望がある。
かつて、カンダタがつかまった蜘蛛の糸より細い糸だけど(出展がインチキ臭いからなぁ)。
でもいいんです。わたしはこの糸を信じたい。
それを紹介して、ブログ再出発の辞としたいと思います。
全米最強超能力者ロン・バードが予言した「日本の転換期と次の時代」
全米最強の超能力者”と呼ばれるロン・バードが、3月8日に緊急来日していた。その理由は、「どうしても今、日本の人々に伝えたいことがある」とのこと。以下は、3月10日に都内ホテルで行なわれたインタビューの一部だ。
「今回の来日は、僕が頼んでセットしてもらった。というのも、日本は大きな転換期にきていると思う。そして、残念だが、その転換の前に日本の人々には非常に大きな障害が起こると感じるんだ。それを伝えたかったんだよ」
言うまでもなく、この発言の翌日に大震災が東北地方で発生した。そして今もなお、現地被災者の救出は進まず、同時に原発事故の恐怖が日本列島を覆っている。
だが、ロン・バードは続ける。
「ただ、その困難の先には次の時代をリードするたくましい日本の姿が見える。今の日本では、ネットの中に逃げ込んでいるゾンビのような若者も多いと聞くが、今こそ君たちの力が必要なんだ。それを信じて頑張ってほしい。それが僕の伝えたいメッセージだよ」
権威ある経済紙『フォーブス』に紹介された唯一の超能力者、ロン・バード。彼の“能力”は警察の事件解決にも貢献し、また「9.11テロ」や「北朝鮮情勢」などの予言も的中させている。
彼がこのタイミングで来日したのは、はたして偶然なのか。ただひとつ言えることは、彼の目には「たくましい日本の姿」がはっきりと見えているということである。
記事はこちら↓
http://www.weeklyworldnews.jp/?p=1713
たくましい日本の姿……それは幻ではない!