記事一覧

 鉛筆、シャープペン、ボールペン、万年筆、水性インク、油性インクなどいろいろな手帳用筆記具を試してきたが、これが一番つかいやすかった。

ファイル 198-1.jpg

 鉛筆、シャープペン、ボールペン、万年筆、水性インク、油性インクなどいろいろな手帳用筆記具を試してきたが、これが一番つかいやすかった。

 三菱ボールペン Uni-ball Signo

 わたしは、これを、そのときの気分と、強調用に何種類かの色を使って筆記している。

 まず、インクがなめらかに出てくるのがいい。

 ペン先がよく滑って書きやすい。

 0.28ミリの極細さで、手帳の余白に小さく書けるのがいい。

 さいわい、まだ老眼にはなっていないから、限られたスペースにたくさん書けるのはありがたい。

「今後、年をとって小さい字が見えにくくなったらどうしよう」とも思うが、今はこの細さがベストだ。

わたしの手帳史6 ~こんな手帳を使ってきました~

 書き込むスペースが小さいのをガマンして書き続けているうちに、その反動でA5サイズの2穴バインダーを使うようになりました。

ファイル 193-1.jpg

 2穴バインダーなら、A4の紙を半分に切って、通常のパンチ一発でリフィル化できる上、A4の書類なら、まったく切らずにテッペンにパンチ穴をあけて半分に折って、そのまま横とじできるから便利。

ファイル 193-2.jpg

 厚紙にパンチし、滑り止めのベルクロを裏にはって、ペンホルダーも自作しました。
ファイル 193-3.jpg

 軽量化しようとした挙げ句、書けなかった反動ですごく重くなってしまったわが手帳遍歴ですが、このA5手帳も、やはり重いことと、なにより前に書いた、使い終わったレフィルを、なくさずに再利用できる形で保存する方法を見つけることができないために、使い続けることが難しくなってきました。

  • ------------------------------------------------------

 ここまで、わたしが辿ってきた手帳の変遷を見ていただきました。

 次回から、そもそも、我々はなぜ手帳を持つのかという原点に戻って、それぞれの人にとっての、理想の手帳を考えていきたいと思います。

 その前に、ひとつ前フリを……

 年の瀬が近づき、あるいは年度がわりになると、本屋や文房具店に手帳術について書いた本がずらっと並びます。

 それらの、最近の傾向を見ると、手帳術の著者たちには、大きく分けて二通りの派があるように思います。

 ●ひとつは、従来通り、記憶を留め、仕事を効率化するための手帳利用法。
 ●もうひとつは、夢をかなえる魔法の道具としての手帳利用。

 さて、あなたはどちらの手帳術をとりますか?

[以下次号]

(一番上の写真左ページは、三重県二見にあるアフリカ芸術ミュージアム「マコンデ美術館」案内です。それについては。また別項で)

わたしの手帳史5 ~こんな手帳を使ってきました~

 ミニ6穴サイズのシステムノートです。

 やはり、リヒトの軽量バインダーを使っています。

ファイル 192-1.jpg

 携帯パンチを買って、いろいろなものに穴をあけて閉じました。
ファイル 192-2.jpg

 さらに、文庫本カバー付ミニ6レフィル手帳も手に入れました。

ファイル 192-3.jpg

 これは、なかなか使い勝手がよかったものの、やはり分厚く重いという呪縛から逃れることができず、やがて使わなくなりました。

 それに、なんといっても、一枚あたりの文字を書く面積が小さすぎた。

 個人的な好みでは、あと、もう少し大きくないと使い勝手が悪過ぎる。

[以下次号]

ページ移動