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日陰の虹 (推理時代小説)

「日陰の虹」

 これは時代もので、今まで公開した中で一番新しい、今年の作品です。

 ある事件がもとで自閉症を発症し、普段は座敷牢まがいの離れに隔離される身ながら、サヴァン症候群(「レインマン」で、ダスティン・ホフマン演じるレイモンドのような特殊能力)なみの記憶力と論理力で事件を解決する元同心のはなしです。

 いわば、ガラスのアゴをもつ探偵ですね。

 個人的には、主人公もヒロインも好きなキャラクターです。

 「燃ゆる城」を気に入っていただいた方なら、楽しんでいただけると思います。

 >日陰の虹 PDF(368k)

昨日見た夢、今日流す涙 (SFシナリオ) PDF

 これは、以前に書いた、ドラマのためのSFシナリオです。

 シナリオといっても、読みやすい小説みたいなものです。

 軽い気持ちでお試し?ください。

 個人的には、大変思い入れのある作品ですが、それは、おそらく、わたし自身がこの作品に恋をしているからなのでしょう。

 短い話ですので、まずはお読みください。

 そして、機会がありましたら、このシナリオをドラマ(映画、劇、アニメ、コミック)のためにお使いください。

 小説と違ってシナリオは、演じられてこそ生きるものですから。

梗概
 中野和季(かずき)は18歳。著名な学者の父とエリートの兄の間で常に劣等感を感じている大学生だ。

 周囲の期待から生き甲斐であった陸上をやめ、猛勉強のあげく名門大学に入学したものの「本当にやりたいこと」ではなかったため、今ではすっかりやる気をなくしている。

 そんな和季の前に、突然、菜摘(なつみ)と名乗る少女が現れる。とまどう和季を後目に、彼女は奇妙な言動を繰り返し、やがて自分は五十年先の未来から来たといい始めるのだった。

 昨日見た夢、今日流す涙 PDF(343k)

ルナティック・ドール(SF小説)

 もうひとつ過去の文反古(ふみほご)を公開します。

 これも随分前に書いたSF小説「ルナティック・ドール」です。

 この小説については、梗概は載せません。

 単純明快、簡単にいえば「スペース・コブラ」のような、宇宙辺境をさすらう英雄モノです。

 イメージ的には、「シャンブロウ」や、「銀河盗賊ビリィ・アレグロ」のような、純正スペース・オペラだと思うのですが、どうでしょうか?

 ルナティック・ドールPDF(599k)

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